外泊の概要
休日などの学校の無い日に家に帰ることのできる制度が、外泊という制度です。
外泊には、休日前外泊と特別外泊の2種類があります。
休日前外泊
寮内で一般的に「外泊」と呼ばれるのが、休日前外泊です。
週末に家に帰る場合、金曜日の授業終了後から、日曜日の20時まで家に帰ることが可能です。
もちろん、金曜日から土曜日や、土曜日から日曜日に家に帰るなどの使い方をすることも可能です。
休日前外泊をする場合、毎週月曜日の20時までに申請を行う必要があります。
特別外泊
特別外泊は、休日前に限らずにいつでも家などに変えることができる制度です。
特別外泊をする場合は、体調不良や感染症への感染、忌引き、高専大会への参加などの特別な理由がある場合に限られます。
特別外泊をしたい場合、寮監に対して、原則外泊をする2日前までに「特別外泊許可願」を提出の上、寮生の親が寮監に対して電話をして、特別外泊が必要である事実を確認したうえで許可されます。
ただし、緊急時に限って、宿直教員や寮監などに電話で連絡を入れることによって、「特別外泊許可願」の提出が事後になることを妨げません。
本当に緊急時のみ使える制度ということです。休日前外泊と違って、特別外泊は、めんどくさい書類をたくさん書く必要があります。
外泊をするときの注意
帰省時間
帰省をする日の、22時点呼(十点)に出席をした場合、無断残寮の寮則違反で処罰されますので注意してください。
必ず、22時点呼以前に家に帰るようにしましょう。
帰寮時間
帰寮をする日の、20時点呼(八点)に出席をしない場合、点呼不明の寮則違反で処罰されますので注意してください。
電車や車の渋滞の影響などで、20時点呼に出席できない可能性がある場合、基本的には親が寮監若しくは宿直教員にその旨を、できるだけ早めに、連絡をするようにしてください。
外泊禁
長期休暇(夏・春)の直前の週末は、外泊禁止となることがあります。
これは、階員全員で、土日を使って自室や棟内の大掃除をするためです。
家に帰れなくなるので、あらかじめ大掃除がいつか把握して、予定の調整などをしてください。
外泊のミス
とにかく、外泊関係のミスで寮則違反をしないようにしてください。
毎年、慣れていない1年生が、外泊関係で寮則違反を犯す傾向にあります。
最初の方は、相方や階長を巻き込んででも、2重にも3重にも、「本当に今日が家に帰って良い日なのか」を確認するようにしてください。
1年生の外泊の制限
1年生は、ゴールデンウイークまで休日前外泊ができません。
ただし、例外的に、寮に入ってから2週間後の休日に、特別外泊の区分で家に帰らされます。
まとめ
外泊についてまとめましたがいかがでしたでしょうか。
僕が1年生の時は、寮則違反になるのが怖かったので、できるだけ帰省をしないという方法で、寮則違反になる可能性を下げていました。
なれないことをすると、思ってもいないミスをしたりするのが人間というものです。何重にも確認をするようにしてください。僕が言えるのはそれだけです。
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