【沼津高専】留年について語ろうと思う。

留年の現実

一般的な高校ではあまり耳にしない「留年」について話していきます。

沼津高専の5年卒業率はおおよそ80%と言われています。

逆に言えば、入学した5人に1人が少なくとも5年では卒業できていないということですね。

意外と高い数字だと思いますよね。

低学年の1.2年生で留年する人は少ない印象がありますが、毎年1人くらいずつ消える印象ですね。

高学年の3.4年生になってくると、学力不振で留年する人や、自主的に新しい進路に進んでいく人が出始める印象です。そこで毎年2人位いなくなっていく感じですね。

留年する人の共通点

さて、入学した5人に1人が経験する留年についてですが、少なくとも単位を取ろうと先生にへばりついている限りは留年することはないと思います。

まず、定期試験の得点が5割を超える程度の点数を取れていれば、課題点による加算を含めれば、評価点が6割に達します。つまり、定期試験でまず5割以上の点数を取る勉強をする必要があります。

もちろん、人によって、苦手な科目が何個かあることは当然だと思います。いくら勉強しても理解できず、テストでも大して点数が取れないということもあるでしょう。

そういった科目に関しては、教科担当の先生に再試やレポート課題を出してくれないかということを聞きに行き、なんとか単位を取りに行く必要があります。

何回でも先生のもとに行き、単位が取れるまでしつこくへばりつけば、ほとんどの先生が最後は単位を出してくれます。

最後のその努力ができるか否かで、留年をしないかするかが決まってくると言っても過言ではないです。

留年をしたとしても

仮に留年をしたときの話をします。

仮に留年をした場合、3年次以下であれば、すべての科目の単位を、4年次以上であれば、取得できていない単位のみを取得する必要があります。

ただし、人によっては留年後のクラス内で友達ができにくく、クラスに馴染めないといった事が起こる場合があります。

一方、就職活動自体については、留年をしていたとしても、比較的容易に活動をすすめることができるのは高専の大きなメリットです。

留年をしないために

といっても、留年をしないに越したことはないのは事実です。

留年をするということは社会人で過ごす1年間が減り、学生という身分でいる時間が1年間増えることになります。すなわち、学費の50万円相当を支払って、年収の数百万円相当を失うということです。

留年をしないために、①日頃の課題をしっかり出す②定期試験で5割以上の点数を取るということを心がけてください。

そして、万が一、単位取得があやうい場合は早急に教科担当の先生のところに行き、③単位を取る方法を聞きに行くということをしてください。

単位がすべて取れていれば、少なくとも留年することはありませんから。

まとめ

とりあえず、言いたいことは、高専では単位がすべてということです。

単位を取る方法は何であれ、単位を取れればそれはれっきとした単位です。

単位を取るために全力で努力してください。

意外と留年は身近ですよ〜

入学生向け
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沼津高専情報局

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