高専で「がんばれ」
合格おめでとうございます!というセリフは、今後耳にタコができるくらい聞くことができると思いますが、合格おめでとうございます!
さて、私が、5年間の懲役判決を受けた皆様にお伝えしたいことは、たった一つです。
それは、「過程を大切にしてほしい!」ということです。
ここでいう、過程とは、テスト勉強を20時間頑張りました!とか、○○という科目の勉強を昨日3時間もやったんです!とかいう過程のことではないです。
テストで点数を取るためには、過程を理解せずに、結論だけを理解した方が早い場合があります。
(比較的容易に導出できる公式の丸暗記とかが良い例です)
しかし、そんな勉強方法は、将来の成長の可能性と時間をどぶに捨てているだけなので、やめましょうということです。
高専は、5年間の一貫した教育を行うことで、大学工学部卒相当の技術者を育成する機関です。
5年間の一貫教育、言い方を変えると、5年間の積み重ねがとても大切ということです。
高専の5年間の勉強のハイライトは高専4.5年生ですが、ハイライトを築く、一番の基礎となる部分は、1.2年生における勉強です。
1.2年生における勉強を、結論の暗記だけで乗り越えた場合、4.5年生で痛い目に会うことになると思います。特に1.2年生における勉強は、結論だけでなく、過程を大切にした勉強法をしてほしいなって思います。
仮に、それがどれだけ時間がかかったとしても、将来、技術者としての礎となると思います。
まとめ
高専への入学は、社会人として立派なスタートを切るための準備期間に入ったことにすぎません。
ぜひ、高専で、学べることを学びつくして、人柄の良い優秀な技術者となってください!
そして、勉強以外の学校生活にも、ぜひ全力で取り組んでください!
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