【沼津高専】進路選択と進路変更について

沼津高専への入学は、ゴールではなく、準備期間のスタートラインです。

社会人として最適なスタートラインに立てるよう、進路というものを考えなければなりません。

進路選択の時期

高専に入学する際に、高専卒業後「編入学」をするか「就職」をするかを自分の中でぼんやりとでも考えていたのではないでしょうか。

もちろん、まだ、「編入学」か「就職」という選択をできていない人もいると思います。自分も入学時はそうでした。

では、高専入学後に、「編入学」か「就職」という選択をいつまでにすればよいのでしょうか?

人にもよるとは思いますが、遅くとも4年生の進級時までに「編入学」か「就職」という選択ができていれば良いと思います。

もちろん、具体的な企業や大学が決まるのは、もう少し後になると思いますが、少なくとも4年生の進級時までに「編入学」か「就職」をするかを決めていないと、後々、自分が不利な状況におかれる可能性があります。

編入学という選択

編入学をする場合、大学の2年間に加えて、大学院の2年間の計4年間の進学が基本となります。

編入学という選択肢を取る場合、おおむね、クラスの半分より上の順位を持っていることが望ましいです。また、学校推薦で編入学試験を受ける場合、別途学科の定める推薦基準を満たしている必要があります。

編入学をする場合、能動的に、大学に関する資料を手に入れに行かないと、おいていかれることになると思います。編入学に関する情報は、とても少なく、自発的に情報を手に入れる必要があります。

また、専攻科や技科大という選択があることも忘れないでください。(技科大の場合、修士課程への進級を前提にカリキュラムが組まれてます。)

とにかく、編入学試験は、情報を自分から手に入れること、そして、日ごろの勉強をとにかく頑張る事、の2つが重要です。(大学によって、TOEICのスコアの提出を求められる場合があります)

就職という選択

個人的にしてほしくないのが、「消去法的な就職」です。

ご存じの通り、高専には、一般的な大学では考えられないほどの求人簿が送られてきます。そして、高専を卒業する人の約6割の人は就職という選択肢を選びます。

社会人である40年という期間に対して、大学(2年)や大学院修士課程(2年)という期間は、あまりにも短いということを忘れないでほしいです。

勉強をこれ以上したくない、自分は成績が悪いからという理由で就職を消去法的に決めている人もいると思います。

もちろん、どんな進路を選ぼうとも、本人の自由ですが、就職という選択を取る場合でも、編入学のことを十分に調べてから、胸を張って就職を選んだ理由を言えるようになってからにしてほしいと思います。

進路変更

【1-6】高専の中退・留年について | 高専情報局 で解説しているので、ここでは、概要だけを説明します。

基本的に、高専は、学年が上がるごとに進路変更の選択肢が少なくなります。

沼津高専に入学した人の5人に1人は留年・中退を経験します。留年・中退は意外と身近だということですね。

沼津高専を卒業できそうにない場合、できる限り早く、自分に適した進路に変更するということが必要になるかもしれません。

まとめ

進路選択と進路変更について解説しました。

どちらも、できる限り早く、確実に判断することが求められます。

入学生向け
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沼津高専情報局

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